"IT3D" とは "Image To 3D" を意味します。HTML5 の Webgl とその JavaScript のライブラリの一つ Three.js を使用して画像から 3D オブジェクトを作成します。オブジェクトは .X3D (Web3D) のファイルに書き出すことができますし、直接 Shapeways にアップロードして 3D プリントを注文することもできます。データを Blender で加工してから 3D プリントしても良いでしょう。

　このボタンをクリックして画像ファイルを選択するか、この部分に画像ファイルをドラッグ＆ドロップする（この機能をサポートしないブラウザもあります）と画像が読み込まれ「トリミング・エリアを設定する画面」が表示されます。画像の上をドラッグ&ドロップすることで円形のトリミング・エリアを設定することができます。Draw をクリックするか画面の背景をクリックするとこの部分の 3D オブジェクトが作成されます。トリミング・エリアを設定しないと画像の中心に可能な限り最大の円形のトリミング・エリアが設定されます。最初に画像ではないファイル（サポートしない画像形式も含む）を選択した場合は何も表示されません。現バージョンはトリミングの形が Circle 円形 に固定されています（Rectangle 矩形、Square 正方形 を選択することはできません）。

Trimming

　画像ファイルを選択した時に表示される「トリミング・エリアを設定する画面」が再び表示されます。

width:32, height:32, original width:720, original height:720, trimming:0,0-720,720

　トリミングされた画像が表示されます。その右にはトリミングされた画像の幅と高さ、オリジナル画像の幅と高さ、トリミング・エリアの左上と右下の座標値が表示されます。画像をクリックすると別のウィンドウに画像がオリジナルの大きさで表示されます（表示できない場合もあります）。

Geometry:Sphere Geometry:Box

　一つのピクセルを立体にするための基本の形を選択します。この形の高さ方向を拡大して凹凸を付けます。Sphere は球で、 Box は立方体です。

Face:Single Face:Single(reverse) Face:Double Face:Double(reverse) Face:None

　凹凸を付ける面を選びます。Single は上面のみに、 Double は上面と底面に凹凸を付けます。(reverse) 付は高さを反転します。

Max:16px Max:24px Max:32px Max:48px Max:64px Max:80px Max:96px Max:112px Max:128px

　画像の幅と高さの上限を選択します。画像の幅と高さがこの値を超えている場合は縮小されます。縦横比は保たれます。画像の幅と高さがこの値を超えない場合は拡大しません。現バージョンは 32px に固定されています（他の値を選択することはできません）。

Redraw

　現在の設定でオブジェクトを作成し直します。ファイルを選択すると自動的に再作成されますが、その他の設定を変更した場合は自動的に再作成されないのでこのボタンをクリックしてください。

Make X3D

　現在の設定でオブジェクトを WRL と X3D ファイルに書き出し、Download のリンクと Shapeways へアップロードするためのリンクをこのボタンの右側に表示します。設定を変更して、再作成しないで、このボタンをクリックすると、現在表示されているオブジェクトとは異なるファイルが作成されますので注意してください。

WRL

　WRL ファイルのリンクです。クリックするとダウンロードのためのウィンドウが表示されますので必ず .wrl の拡張子を付けて保存してください。

X3D

　X3D ファイルのリンクです。クリックするとダウンロードのためのウィンドウが表示されますので必ず .x3d の拡張子を付けて保存してください。

Shapeways

　クリックすると Shapeways へ X3D ファイルをアップロードするページが表示されます。